ママのFXでキャリア+MAMA NO FX CAREER+

自動売買の「278回」は、うちでも同じになりますか?|条件を先に読んでみました

※本ページにはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれます。

先に結論を書きますね。公式ページに出ている「決済回数278回」という数字は本当に書かれているものでしたが、そのまま自分の結果になる数字ではありませんでした。比べられている2つが、同じ条件の2人ではなかったからです。

最初に正直に書いておくと、私は投資のプロではありません。だから「自動売買のほうが儲かります」という話はしません。ここでは数字を断定せず、公式が並べている条件を一つずつ読むことだけをします。

この記事でわかること 278回という数字が出てくる場所/比較されている2つの条件の違い/「デモトレード」と書かれている意味/必要な資金がどう決まるか/本数を増やすと何が起きるか/私が条件のほうを先に見るようになった話

278回という数字は、どこに書かれていますか?

自動売買「ループ・イフダン」の説明ページに、1年間の収益を比べた表があります。そこに書かれている内容をそのまま並べると、こうなります。

見出しは「収益の比較:1年間」、期間は「2023年4月1日 ~ 2024年3月31日」。そして表の上に小さく「※1,000通貨運用でスワップポイントは加味せず」と添えられています。

比べられている2つ取引の説明(公式の書き方)決済回数と獲得利益
自身の判断で売り買い安値で買って高値で売るトレードが成功したと仮定(USD/JPY)3回/40,774円
ループ・イフダンで自動売買50銭幅で自動売買するループ・イフダンデモトレードの結果(USD/JPY)278回/167,330円

数字だけを見ると差が大きいですよね。でも、いちばん右の列より先に、真ん中の列を読んでみてください。

比べられている2つは、同じ条件ですか?

違いました。公式の書き方がそこを正直に示しています。

片方は「成功したと仮定」と書かれています。つまり、うまくいった場合を想定して置いた数字ですね。もう片方は「デモトレードの結果」。デモは実際のお金を使わない練習用の取引なので、これも実際の口座の損益そのものではありません。

どちらかが不正確という話ではなく、性質の違う2つが並んでいるということです。公式はそれを隠さずに書いてくれているので、私たちは書いてあるとおりに読めばいいのだと思っています。

もうひとつ、条件が2つ付いています。1,000通貨での運用であること、そしてスワップポイントは加味していないこと。取引する量が変われば金額も変わりますし、スワップは受け取ることも支払うこともあります。

期間が決まっている、というのはどういう意味ですか?

2023年4月1日から2024年3月31日という、特定の1年の相場で計算されている、という意味です。

自動売買は、値動きが上下に振れるほど決済の機会が増える仕組みです。だからその1年がどんな相場だったかで、回数は変わります。同じ設定でも、あまり動かない1年なら回数は減りますし、一方向に大きく動き続ければ決済されないまま含み損を抱える時間が長くなります。

つまりこの数字は、自動売買の平均でも目安でもなく、ある1年を切り出した記録です。ここを取り違えると、これから始める自分の見通しとして持ち帰ってしまいます。

回数の前に、入れる金額の考え方を決めておく

自動売買で先に決めるのは、回る回数ではなく口座に入れる金額でした。その考え方は自動売買の推奨証拠金って何?に、家計の中のどこから出すかは主婦がFXで失敗しないための家計ルールにまとめています。条件や表示は変わりますので、最新はお使いの会社の公式ページでご確認ください。

必要な資金は、どうやって決まりますか?

公式には計算の考え方が示されています。書き出しがいちばん大事なところで、「ループ・イフダンの必要資金は、以下の①と②の合計額で決まります」とあります。どちらか一方ではなく、2つを足した金額ですね。数字を当てはめるのは設定が決まってからなので、ここでは形だけ見ておきます。

むずかしそうに見えますが、読み取りたいのは2点だけです。ひとつは、どちらの式にも「最大ポジション数」が入っていること。つまり同時に何本まで持つ設定にするかが、必要なお金をほぼ決めてしまいます。もうひとつは、①だけでは足りないこと。②は本数が増えるほど大きくなる形なので、①の金額だけを用意すると届きません。

注意書きも3つ添えられています。「上記で計算される金額は、運用開始時点の値段(レート)や取引証拠金額で計算する必要資金額の目安です」。「取引数量を2以上とした場合や複数の設定を同時に運用する場合は、それぞれに算出した必要資金額を合計してください」。そして「レートや取引証拠金額の変動により、ループ・イフダンの運用を開始した後に必要資金額は変動します」。設定を増やすほど足し算が増えて、始めたあとも動く数字だということですね。

— PR —

ひまわり証券 ※上記はひまわり証券の広告です。当サイトは提携先の紹介に関し成果報酬を受け取る場合があります。FXは為替の変動により、預けた証拠金を超える損失が生じるおそれがある取引です。ロスカットは損失を約束した額に限定するものではありません。過去の相場データに基づく試算やデモ取引の結果は、将来の成果を保証しません。最新のサービス内容と費用は公式サイトでご確認ください。

回数が増えると、良いことばかりですか?

そうとは限りませんでした。回数が増えるということは、注文が同時に積み上がる場面も増えるということだからです。

公式の重要事項には、こう書かれています。「ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません」。さらに「実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます」とも。

自動で回ってくれることと、自動で守ってくれることは別なんですね。私はこの一文を読んでから、回数の多さを「たくさん稼げる」ではなく「たくさん動く」と読み替えるようにしました。

条件を先に読むようになって、変わったこと

いちばん変わったのは、数字を見る順番です。

口座を選ぶときも、口コミサイトを何時間も見比べて決められなくなったことがありました。そのときは「少額」と「アプリの迷わなさ」の2軸を先に決めて、ようやく1社に絞れたんです。数字を並べるほど決まらなくなるのは、軸が決まっていないからでした。

だから今は、※から先に読みます。期間はいつか、デモか実際か、いくらの取引量か。そこまで読んでから金額に戻ると、同じ数字でも見え方が変わります。

この記事で書いた条件も、公式ページが変えれば変わります。数字は公式で、軸は自分で。あせらず、自分のペースで確かめてみてくださいね。

まとめ|数字より先に、その数字の条件を見る

公式に出ている決済回数も獲得利益も、書かれているとおりの数字でした。ただしそこには、期間・取引量・スワップの扱い・仮定かデモか、という条件が必ずセットで付いています。

条件を読んでから数字に戻ると、同じ表が「自分の結果の予告」ではなく「ある設定の記録」に見えてきます。必要な資金も、①と②を足すという公式の書き方どおりに出しておけば、足りないまま始めることは避けられますね。あせらず、自分のペースで。

よくある質問

278回という数字は、始めれば誰でも同じになりますか?

なりません。公式ページの表には「2023年4月1日 ~ 2024年3月31日」という期間と、「50銭幅で自動売買するループ・イフダンデモトレードの結果」という条件が書かれています。相場の動き方や設定が変われば決済の回数も変わりますので、実際のご自身の結果を示す数字ではありません。

比較されているもう片方の数字は実際の取引ですか?

公式ページには「安値で買って高値で売るトレードが成功したと仮定」と書かれています。うまくいった場合を想定した数字なので、こちらも実際の取引記録ではありません。どちらも条件つきの数字として読むのが安心です。

口座にいくら入れればいいのか、どこで分かりますか?

公式ページには「ループ・イフダンの必要資金は、以下の①と②の合計額で決まります」と書かれています。①は最大ポジション数までの取引証拠金額、②は最大まで持ったときの評価損で、どちらか一方ではなく2つを足した金額です。どちらの式にも「最大ポジション数」が入るので、同時に何本まで持つ設定にするかで必要な金額が決まります。「運用を開始した後に必要資金額は変動します」とも書かれていますので、余裕をみて考えてくださいね。

ち
ちか
子育て中の主婦。投資の専門家ではなく、家事と育児のスキマで少額から為替に触れてきた生活者の目線で書いています。数字は断定せず、どこを見て比べるかを整理するのが役目だと思っています。

本ページは2026年9月20日時点で公開されている各社の情報をもとにした情報提供で、特定のサービスの利用を推奨するものではありません。記事内で引用した決済回数と獲得利益は、公式ページに掲載された2023年4月1日から2024年3月31日までの期間・1,000通貨運用・スワップポイントを加味しない条件での数値であり、片方は成功を仮定した試算、もう片方はデモトレードの結果と明記されているものです。将来の成果を示すものではありません。FX(外国為替証拠金取引)は元本や利益が保証された金融商品ではなく、為替相場の変動により預けた証拠金を超える損失が生じるおそれがあります。ロスカットは損失を約束した額に限定するものではありません。サービス内容と費用は変更される場合がありますので、お申し込みの前に公式ページと契約締結前交付書面で最新の内容をご確認ください。