自動売買をやめたら、ポジションはどうなる?|iサイクル2取引の止まり方を読みました
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先に結論を書きますね。外為オンラインの自動売買「iサイクル2取引」は、設定を止めても、持っているポジションは自動では片付きません。公式の注意事項に「iサイクル2取引™の設定を停止すると、当該iサイクル2取引™にて約定済みのポジションにかかる決済注文は発注されません。」と書かれているからです。
自動売買の説明は、始め方と回り方が中心です。でも家事と育児のスキマにしか画面を見られない私にとって大事なのは、やめたいとき、または勝手に止まったときに何が残るかでした。今回は公式ページのご注意事項(店頭取引)を上から読んでいきます。

自分で止めたら、ポジションはどうなりますか?
ポジションは残ります。止まるのは、そのあと自動で出るはずだった注文のほうでした。
冒頭の一文をもう一度読むと、発注されなくなるのは「約定済みのポジションにかかる決済注文」。利益が出たら決済する、という注文が出なくなるので、止めた時点で持っていたポジションは、自分で決済するまで口座に置かれたままになります。
止めれば全部おしまい、と読み違えやすいところです。やめるときは、設定を止める操作と、残ったポジションをどうするかを、別々に考える必要があるんですね。
自分の操作で、止まってしまうことはありますか?
あります。公式にはこう書かれています。
「iサイクル2取引™で約定したポジションを@サイクル2取引に依らずに決済した場合、また、新規注文可能額が不足したことにより新規注文が成立しなかった場合は、その時点で当該iサイクル2取引™の設定は停止されます。」
ひとつめは、自動売買で持ったポジションを自分の手で決済したとき。含み損が気になって1本だけ手で閉じる、というのがこれに当たりそうです。ふたつめは、口座のお金が足りなくて次の新規注文が出せなかったとき。どちらも、その時点で設定が止まります。

ふたつめは、入れておく金額と直接つながっています。ぎりぎりの金額で始めると、自動売買は「回り続ける」前に止まりやすくなる、という読み方になりますね。
入れておく金額の考え方を、先に決める
自動売買の口座に入れる金額の考え方は自動売買の推奨証拠金って何?に、表示されている回数の読み方は自動売買の「278回」は、うちでも同じになりますか?にまとめています。条件は変わりますので、最新は公式ページでご確認ください。
ロスカットになったら、どこまで止まりますか?
全部です。公式には「ロスカットや強制決済が執行されると全てのiサイクル2取引™の設定は停止されます。」とあります。
「全ての」と書かれているのがポイントで、通貨ペアを分けて2つ動かしていても、ロスカットが起きればどちらも止まります。そして止まったあとの扱いは、さきほどの一文と同じです。自動で元に戻るとは書かれていません。

ロスカットについては、別の注意書きもあります。自動売買で設定する対象資産は「注文の条件を算出する為のものであり、お客様の損失を限定するものではありません。」設定画面で入れた金額が、損失の上限になるわけではないということですね。
トレンド方式は、転換のたびに全部決済される
iサイクル2取引には、システムが売りか買いかを判断するトレンド方式があります。ここにも決まりが2つ書かれています。
ひとつは「トレンド転換が発生した場合、当該トレンド方式にて約定済みのポジションは全て決済されます。」もうひとつは、転換のあと売買の向きを変えて自動で設定し直すとき、「新規注文可能額が不足する場合、iサイクル2取引™は再開されません。」
転換のたびにいったん全部決済されて、お金が足りなければそこで止まる。自分で止めた場合とは逆で、こちらはポジションが残らない止まり方です。どちらの止まり方なのかで、あとで画面を開いたときに見るものが変わります。

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手数料は、新規が約定するたびに往復分
取引手数料のページでは、ふつうのクイック注文・指値・逆指値・IFDは0円ですが、iサイクル2取引とサイクル2取引は1,000通貨あたり20円(税込)でした。ただし表の単位には「1,000通貨あたり(南アフリカランド/円、メキシコペソ/円は10,000通貨あたり)」と書かれていて、ランド円とメキシコペソ円だけは1万通貨あたりの金額です。さらに「iサイクル2取引及びサイクル2取引は、新規及び決済取引のそれぞれに取引手数料が発生します。」
ご注意事項には、手数料は「新規注文約定時毎(繰り返される注文を含む)に新規手数料と決済手数料を合わせてお客様の口座資産から徴収させて頂きます。」ともあります。決済のときではなく、新規で約定したときに、往復分がまとめて口座から引かれるという書き方です。
新規口座開設が完了した日から90日間は、iサイクル2取引・サイクル2取引の手数料が無料になる案内も出ています。数え始めは「当社でのお手続きが完了した日」で、ログインIDを受け取った日ではないと注記されています。

止まり方から考えた、私の決め方
読み終えて、自動売買に入れる金額の考え方が変わりました。
止まる理由の多くが、お金の不足とつながっていたからです。新規注文可能額が足りなければ止まる。トレンド転換のあとも、足りなければ再開されない。ロスカットなら全部止まる。だから私は、公式が参考として出している必要資金(iサイクル2取引は「10〜30万円以上推奨」)を、家計から出せる上限と先に比べることにしました。届かないなら、1,000通貨単位で取引できるminiコースで小さく始めるか、今は始めない。その2つしか選ばないと決めています。
そしてもうひとつ。止めるときは、残ったポジションを手で決済するところまでを1回の作業にする。途中でやめると、決済注文のないポジションだけが口座に残るからです。
よくある質問
iサイクル2取引を止めると、ポジションも自動で決済されますか?
されません。公式のご注意事項に「iサイクル2取引™の設定を停止すると、当該iサイクル2取引™にて約定済みのポジションにかかる決済注文は発注されません。」とあります。残ったポジションは、自分で決済するまで口座に置かれたままです。
自動売買のポジションを1本だけ手で決済しても大丈夫ですか?
iサイクル2取引で約定したポジションを自動売買によらずに決済した場合、その時点で当該iサイクル2取引の設定は停止されると書かれています。1本だけのつもりでも、止まるのは設定全体です。
手数料はいつ引かれますか?
新規注文が約定するたびに(繰り返される注文を含む)、新規手数料と決済手数料を合わせて口座資産から徴収されると書かれています。金額は1,000通貨あたり(南アフリカランド/円、メキシコペソ/円は10,000通貨あたり)、新規と決済のそれぞれに20円(税込)です。
まとめ|やめるときに残るものを先に知っておく
iサイクル2取引の設定を止めると、約定済みのポジションにかかる決済注文は出なくなり、ポジションは口座に残ります。自動売買で持ったポジションを手で決済したときや、お金が足りなくて新規注文が出せなかったときも、その時点で設定は止まります。ロスカットや強制決済なら全部の設定が止まり、トレンド方式では転換のたびに全決済されます。
始める前に、止まり方を知っておく。そうすると、入れる金額も、やめ方も、自分で決めやすくなりますね。
本ページは2026年9月29日時点で外為オンラインの公式サイトに掲載されているiサイクル2取引のご注意事項(店頭取引)と取引手数料の記載をもとにした情報提供で、特定のサービスの利用を推奨するものではありません。必要資金は公式が参考として示している推奨額で、実際に必要な金額は通貨ペアや取引量により変わります。FX(外国為替証拠金取引)は元本や利益が保証された金融商品ではなく、為替相場の変動により預けた証拠金を超える損失が生じるおそれがあります。自動売買は損失を限定・保証するものではなく、ロスカットは損失を約束した額に限定するものではありません。サービス内容と費用は変更される場合がありますので、お申し込みの前に公式ページと契約締結前交付書面で最新の内容をご確認ください。
出典:外為オンライン「iサイクル2取引・サイクル2取引」、外為オンライン「取引手数料」(2026年9月29日確認)